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管理者以外の人がインストールする

 以上の説明は通常通りスーパーユーザー(管理者)がインストールする場合です。ここでは、スーパーユーザー以外の人がインストールする方法を解説します。といっても、このあたりは実地にやったことがないです。以下、きのぼずUser-MLで小原聖健さん、Sageさんにお教えいただいたものを整理しました。
 (WIN環境であれば、「全文検索システム Namazu for Win32(WIN環境で動くNAMAZU)」と「検索クライアントperl版(pnamazu)」の組み合わせでスーパーユーザー権限無しにサーバ上にNAMAZUシステムを持てます。詳しくは「pnamazuについて」を参照して下さい。

●管理者でなくてはならない理由

 管理者でなくてはインストールできない理由は、 namazu やその関連モジュールはデフォルトでは管理者権限でしか書き込めない領域、「/usr/local」にインストールされるからです。

 なので、自由に書き込める場所、つまり自分に割り当てられたディレクトリにインストールすればいいわけです。

 その自分のディレクトリを指定する方法が prefixです。

●インストール方法

 例えば、プロバイダから割り当てられたディレクトリが /home/name だとします。

1.前準備

まず、コンパイルに必要な gcc や make, tar のパスを ~/.profile に追加します。プロバイダによって、パスが通っているところと通っていないところがあります。パスが通っていない場合だけ、この作業が必要になります。

PATH=/home/name/bin:$PATH:/usr/local/bin:/usr/ccs/bin:/usr/sbin

 また、パスを通すコマンドはシェルによって違うそうです。

2.KAKASIのコンフィグレーションとインストール

 telnetでKAKASIディレクトリに移動して以下のように操作する。

./configure --prefix=/home/name 
make
make install

3.Text::Kakasi

Text::Kakasi はちょっと面倒。

Makefile.PL を修正します。

修正前:
'INC' => '-I/usr/local/include',
'LIBS' => ['-L/usr/local/lib -lkakasi'],

修正後:
'INC' => '-I/home/name/include',
'LIBS' => ['-L/home/name/lib -lkakasi'],

そして

perl Makefile.PL PREFIX=/home/name
make
make install

4.namazukのインストール

cd File-MMagic ←namazu2.x.xディレクトリ下にあるFile-MMagicディレクトリへ移動
perl Makefile.PL LIB=/home/name/lib INSTALLMAN3DIR=/home/name/man
make
make install
cd ..
 ←namazu2.x.xディレクトリへ移動
./configure -with-pmdir=/home/name/lib --prefix=/home/name/
make
make install

以上で /home/name/bin に namazu や mknmz がインストールされます。

●トラブルシューティング

 上記はすんなりいった場合です。もし途中で何かおかしくなったら、「make clean」と打ち込んで、生成されたものをいったん消した上で、もう一度一つずつ手順を踏んでみてください。

変更例1

 次のようにしてKAKASI、NAMAZUのコンフィグレーションをしてみてください。

./configure --disable-shared --prefix=/foo/bar --with-pmdir=/foo

 このケースはFreeBSD+Apacheという環境で、[Namazu-users-ja]メーリング・リストhttp://www.namazu.org/ml/namazu-users-ja/msg00450.htmlに詳細があります。

変更例2

 同様に、SunOS5.6 ( Solaris ) 環境で、namazu の configure の時に --with-included-gettext を追加して

./configure --with-pmdir=/home/name/lib libefix=/home/name/--with-included-gettext

 としなければならなかったケースもあるそうです。原因はnamazu の想定している localedir と実際にメッセージカタログの置かれているディレクトリがずれていたためのようです。参照:http://www.namazu.org/ml/namazu-devel-ja/msg00559.html

 このあたり、環境によってうまくいく場合と行かない場合が結構あるようです。

●トラブルシューティング・さくらインターネットの場合

 マニュ板からさくらインターネットの場合を転載します。keiさん、ディーンさん、ありがとうございました(元発言)。

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・keiさんから
 マニュアルに書いていないNAMAZUの「管理者以外の人がインストールする」を参考にインストールをしていたのですが,Kakasiは上手くインストールされたのに,Text::Kakasiのmake installのところで引っかかってしまいます。

・ディーンさんから
 Text::Kakasiのインストールは、こちらで紹介されている方法+αが必要です。

 それは、MakeFile.PLを編集して、perl Makefile.PL PREFIX=/home/1/hoge にてMakefileを作った後、そのMakefileも編集する必要があるという事です。

 おそらく、Makefileの61〜64行目にこのような記述があると思います。

INSTALLPRIVLIB = /home/1/hoge/lib/perl5/site_perl/5.005/i386-freebsd
INSTALLARCHLIB = /home/1/hoge/lib/perl5/site_perl/5.005/i386-freebsd
INSTALLSITELIB = /home/1/hoge/lib/perl5/site_perl/5.005/i386-freebsd
INSTALLSITEARCH = /home/1/hoge/lib/perl5/site_perl/5.005/i386-freebsd

 これはすでに編集してインストールに成功した私の場合なのですが、最初は異なっているはず。これをすべて同じディレクトリ(home/1/hoge内で書き込み可能)にすれば大丈夫だと思います。

 後はこちらに書かれている通りの手順で、namazuまでインストールできるはず。crontabを用いたインデックスの自動更新も出来ます。

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●トラブルシューティング・Redhat Linux6.2の場合

 マニュ板からRedhat Linux6.2の場合を転載します(若干手を入れました)。kazさん、ありがとうございました(元発言)。例によって「home/name/」などのパスは自分の環境に読み替えてください。

取りあえずインストールメモを書きます
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$ zcat namazu-2.0.13.tar.gz | tar xpf -
$ cd namazu-2.0.13/File-MMagic
$ perl Makefile.PL LIB=/home/name/users/lib INSTALLMAN3DIR=/home/name/users/man
$ make
$ make install
$ cd ..
$ ./configure -with-pmdir=/home/name/users/lib --prefix=/home/name/users/
$ make
$ make install

※ ↑で
make[1]: *** No rule to make target `ja_JP.gmo', needed by `all-yes'. Stop.
make[1]: Leaving directory `/home/name/users/namazu-2.0.13/po'
make: *** [install-recursive] Error 1

↑のようなエラーが出たら

$ cd ..
の後に
$ cd po
$ vi Makefile ←viエディタでMakefileを開いている

Makefileを直接書き換えます
72行目の
CATALOGS = ja_JP.gmo
これを
CATALOGS = ja.gmo ja_JP.SJIS.gmo
に修正。。

で、

$ cd ..
$ make
$ make install

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●その他のアドバイス

 小原さんからは次のようなアドバイスもいただきました。
「あと、CGI は動くんだけど telnet ができないからコンパイルできないなー、という人はtelnet.cgiを使うといいかもしれません。」

 hiroさんの書かれた「NAMAZU正規版インストール覚え書き」にも自分の領域にインストールする方法が書かれていますので、そちらも参考にして下さい。

●自分のディレクトリにインストールするメリット・デメリット

 メリットはもちろん管理者でなくてもインストールしてNAMAZUを利用できる、という点ですね。デメリットとしては、KAKASIの辞書部分が2Mもあるので、ハードディスク資源を喰うという点です。10M程度しか使わせてくれないプロバイダだと、かなり苦しいことになります。

 ちなみに私のカメラの掲示板の場合、発言数(ファイル数)約5000のインデックスが6.5Mあります。辞書と併せて8.5Mになるわけです。10MBしか許されていないなら、残りは1.5MBとなります。このあたりのことも考えてインストールしましょう。

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